4月22日の記事で、「腰痛の原因はハムストリングス(モモ裏)が縮んでいるからかもしれません」とご紹介しましたが、別のケースを紹介します。
前のをざっくり復習すると、ハムストリングスが縮んだまま運動をするから良くない。ということだったんですが、
今回は、「腕が上がらないまま運動をするから腰が痛くなる」バージョンです。
↓
このように、皆さんは「バンザイ」をするシチュエーションってどんな場面を思い浮かべますか?
- 洗濯物を干す
- 水泳をする
- テニスなどスポーツをする
など思い浮かびましたか?
前回の記事でも書いたように、普段デスクワークで首や肩の筋肉が縮んでしまっている場合に「バンザイ」をするとこのようになります。
耳の横まで上がらなくなる。ということです。
じゃあ、そのままでテニスや水泳を行った場合どうなるでしょう?
これを「相互依存」と言います。
・・・腕を上げるために、腰を反らす。ということ。
このままの肩の状態で運動をするから腰が痛くなるんです。
今度は反り腰になって痛くなります。(もちろん肩を痛める可能性も高いです。)
これも腰をマッサージしても根本的な解決とは言えません。
スポーツはリフレッシュにはとてもいいことですが、現代社会の姿勢は嫌でも猫背になります。
だからHPでも「運動をする前に身体を整えましょう」と勧める理由というのは、昔と違って現代は筋トレをする前に一手間かける必要がある。という風になってしまったからなのです。