ノート

木を診て、森を診ず。になるな。

2025-01-18

今までに何度も何度も全体を計らずに局所だけを診てきたがための失敗をしてきた。

それは、お客さんが「肩の調子が悪い」と言えば、その周囲から問題を抽出していたということ。

違和感がある場所を直接診たり、触ったりしてもらえればお客さんも納得いくだろう。

だけど、次のタイミング(2週間後ぐらい)にまた再発している。

私はそのことの違和感とずっとずっと戦ってきた。(今も戦っている)


局所を診て、全体を診ないということは診る側にも「偏見」が働いているということで、それならAIに検査させるという時代は間違いなくやってきます。

私が言っている「全体」とは、例えば

  • 睡眠時間は?
  • 呼吸は正常か?
  • 非荷重での股関節の機能に非対称性が存在していないだろうか。
  • 肩の土台となるコアの状態はどうなのか。

など、包括的で、体のコンディショニングに関わる要素に優先順位をつけて、それを全てパスしていれば肩に取り組むけど、優先順位の高いものにエラーが生じていれば、まずそこから改善させていただくということ。

回りくどいやり方かもしれないけど、これが今現在最も効果の持続性を感じている。