その負荷(体重含め)を動かすのに必要なのは筋肉量(体重に比例)ではなくて、大切なのは、ポジション、バランス、タイミング。
そこが安定して機能していれば、低出力でも負荷を動かすことが出来る。
だが、それらが不安定な状態で負荷を動かそうとすれば無駄な出力を要すことになり効率が悪い。
動作は一瞬一瞬の繰り返しだ。※1(今がさっきのように)
「疲れやすい」と感じる人は、必要なタイミングに安定性が機能せずに不安定な動作になっているためです。
しかし、世の中の大多数はそれを「持久力が低下したせいだ。」「筋力が落ちたせいだ」ということを疑わないため、質の伴わない量をこなすトレーニングをやりがちになる。
おそらくこれまで受けてきた教育に、「努力は裏切らない」という言葉があり、休むことや基本的なことの反復練習をじっくり行うことを疎かにしてしまうのだろう。
※1体力の土台となるのは感覚機能や神経系の働きであり、「感覚して反応する。」ということです。