詮索しない。 2023-05-09 以下、文藝春秋社出版 著:伊藤亜紗「体はゆく」P116より抜粋 運動のうまさを構成する重要な要素のひとつは、 具体的な環境の中でパフォーマンスを発揮する「変動の中の再現性」です。 しかし、ラボの中では、運動をリアルな環境から切り離すことになってしまう。 もちろん毎回の微妙な変動はあるとしても、実態とは違う、「機械的な再現性」に近い運動になってきます。 抽象化された技能を研究していても、レベルが高くなればなるほど実践には役立たないでしょう。 前の記事 次の記事