「腰痛があるからプランクを始める」というのはとても多い理由です。
プランクは本当に良いエクササイズで、トトノエでも目標としている動作の一つです。
ただし、正しくできればの話です。
腰痛になる原因は様々ですが、このような方にはお勧めです。
「足を開いて立っている方」
足を骨盤幅より広く立っている方の多くは、ズバリ言うと「反り腰」で体幹が弱いです。
体幹が弱いため足を開いており、股関節から折り曲げる「前屈」をするのが苦手なことが多いです。(腰部伸展型の腰痛の場合)
今日は、プランクをする前にオススメしているエクササイズ①~③を紹介します。
①種目名:ストラップストレッチ
チューブやタオルを用いて、片方の脚を伸ばし、息を吐きながら反対の脚はつま先が外を向かないようにゆっくり降ろしていきます。
かかとが地面に触れたところで2秒保持します。これを10回ずつ。
これで、そもそも腰痛を引き起こしている原因である股関節が動きやすくなります。
①が終わったらすぐに。
②種目名:ブレッツェルⅡ
身体の正面で右足を直角に曲げ、反対の脚も直角に曲げます。
身体を右へ90°回転させ、右の脇の下に左手を通します。
呼吸をゆっくり5回行ないます。反対側へ。
これで縮こまって血流が悪くなっていた腰が柔らかくなります。
②が終わったらすぐに。
③種目名:レッグロックブリッジ
片方の膝を抱え、その膝が身体から離れないようにしながら、反対側の足のかかとで床を押してお尻を持ち上げます。
左右の骨盤/股関節のバランスを調節します。
①~③までを2~3セット行えばだいぶ腰回りが軽くなってきます。
最後はテストです。
種目名:デッドバグ
後頭部、背中、腰が床に着いた状態をセットし、息を吸って足が外向かないように伸ばします。
もしこれで左右とも腰が浮かなければ、プランクへ進みましょう!