歩いたり走ったりのその衝撃を、一番最初に耐えなければならない足。
そんな「足」の運動機能低下の原因の一つに「座りがちな生活」があります。
土地柄「車社会」と言われる福井県では、ゴミ捨て場へ行くにも車を使っている光景も見かけるようになりました。
身体を動かさなくとも仕事ができる。
そのままで5年後、10年後、本当に自分の健康だけを考えていられるでしょうか?
福井の土地柄に限らず、トレーニングをして足の筋力をつけようとしても、「歩かない」という難点があるため現実的に筋力を維持するのは難しい課題でもあります。
では一体どうすれば良いのでしょう?
トトノエが提案するのは「知覚を育てる」×「歩く」ことです。
赤ちゃんは何度も何度も転んで、その情報をインプットしていくにつれやがて歩けるようになっていきます。
足裏に刺激を受けることが少ない場合は、刺激を受けたとしてもそれを知覚する速度もだんだん落ちていき、その結果、足裏からの情報を脳に伝達する前に(認知する前に)バランスを失ってしまいます。
ようは知覚(インプット)しなければ、反応(アウトプット)することはできないわけです。
トトノエではこういったツールを用います。
ツール名:アダプベース
ねらい:足裏(内在筋)の活性化
この凸凹したベースの上で、重心移動や足踏み、片脚立ちでバランス動作を取ります。
ベースからの刺激により自分が今どんな環境に立たされているのかを足裏から知覚し、脳へその情報を伝達します。
それをキャッチした脳は過去の情報から最善の方法で姿勢を取るプロセス(=フィードフォワード制御)を発動します。
私達は常に動きながらさまざまな平衡を保っています。
そのためには足裏を活性化させ、少しずつでも立って、バランスを取って、歩いていかなければならないのです。