私が中学生のころの話ですが、このことは多くの人にも当てはまるんじゃないだろうかと思って記事にしてみます。
小→中→高と進学していくにつれ、内容がどんどん難しくなっていくと思うんですが、
特に数学の方程式がそれ。
自分のわからないことは自主勉をする。ということをしてこなかった当時は、因数分解をやり直してみるという発想にすら至りませんでしたし、25年以上前の教育に「裏技」「コツ」みたいな表現で教えてくれる人もいませんでした。
GENTENでの私の仕事は、「大人が数学をもう一回学び直す」みたいなもので、
「大人が動作をもう一回学び直す」版です。
え?ジムって筋トレを教えてくれる場所じゃないの?
そもそも動作ってなに?
って思われてる方がほとんどだと思いますが、動作の原点は赤ちゃんの発育発達過程で見せる寝返りや這い這いがそもそもの動作の基本にあり、それがちょっとずつ変形したものが歩いたり、しゃがむであったり。
ということは赤ちゃんをもう一回やり直すってこと?
正解なんです!
そもそも筋トレって「動作」なわけで、スポーツも「動作」ですよね。
- 這い這い→歩く→投げる→野球
- つかまり立ち→片足立ち→走る→マラソン
- しゃがむ→立つ→持ち上げる→スクワット→ラグビー
要は筋トレもスポーツも動作が基本にあるわけで、動作がちょっとずつ変形していったものが筋トレやスポーツになる。
基本的な動作は小学校で習う足し算、引き算、掛け算みたいものです。
それが変形すれば因数分解や展開になるように、学び直すってルーツをもう一回辿るって言うとなんだかおもしろくなりませんか?
その当時の教え方に「今君たちに教えていることの基礎は中学時代のあれで、小学時代のあれなんだよ~」ってわかりやすく成り立ちから話してくれる指導者がいたらどんなに楽しかっただろうと思い出します。
どうです?
指導、教育的観点で動作を学び直すって先進的な考えだと思いませんか?