「姿勢を良くしよう」と思って始めた筋力トレーニングが、逆に問題を悪化させることが多いです。
その理由は、インプットを改善することなくアウトプットに対して負荷を与えてしまったからです。
「インプット」とは、「知覚」のことです。
例えばあなたがお腹を壊してしまった理由は、期限切れの食べ物を食べてしまったことに気づかなかったからかもしれません。
お腹が空いていたのだから仕方がありませんよね。
では、あなたが発達させたくもなかった前モモに筋肉が増えてしまったら。
痩せたかったから仕方がありませんか?
私たちが「このトレーニングでは絶対に太くなりません!」と説明する前に、必ず根拠が存在しています。
トレーナーA:そんなに負荷をかけていません。
トレーナーB:女性は筋肉がつきにくいからです。
トレーナーC:つかないように準備をしてきました。
どのトレーナーなら安心して任せられるでしょうか?
今の自分がどのような動作をするかを見なければ(神経学)、どんなに生理学的な根拠があろうと根本的な解決につながることはありません。
「私を変えてほしい」と思っていたら、思いもよらなかった方面からトレーニングが開始されるかもしれません。
私たちはまず、「思い込み」から抜け出す必要があるかもしれません。
それぐらい身体に対する考え方は進化していっているのです。