ここでのウォーミングアップは全身のストレッチやウォーキングのことではありません。
例えば過去に足首を損傷したことがある場合(たとえそれが30年前のことだとしても)、足首が屈伸しやすくなるようにウォーミングアップをします。
足首が荷重位で十分に動かせなければ、それは筋肉が機能的活動を行えていないということになり、再発や膝や腰といった周囲の関節を痛める原因になります。
- 今から有酸素運動をするぞ!
- スポーツをするぞ!
- 脚を細くするためのトレーニングをするぞ!
そんなとき必ず立った時の足首の可動域を評価してもらってください。
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今から10年前。
私が名古屋の大手フィットネスクラブでパーソナルトレーナー活動をしていたころ。
「自分に合ったウォーミングアップを行ってから運動を始める」
という文化がそこにはありました。
驚いたのはそこにいた外国人で、トレーナーに指導されなくともすでにそれを主体的に行っていた。ということ。
結論から言えば「自分の知らないところで進んでいる」ということ。
なぜそれが始まったのかというと、その当時、私のような外部委託のパーソナルトレーナー(健康とフィットネスの専門家)がフロア内に常に5人ほどいました。
だから、それを啓蒙する人が多かったこと。
そして、会員様はそれをやっていることが普通だったということ。
安く利用できるトレーニングジムや無人のフィットネスクラブは経済的で運動が持続しやすいです。
だからこそ、先に評価をしてもらってください。
頻度が増える。ということは、それだけ身体には変化が起こりやすいということなのです。