歪みはもちろんのこと、痛みの改善、パフォーマンスの向上には姿勢の修正は必須になります。
ここでの修正というのは、単純に筋肉の長さ/バランス/関節の歪みを治すという物理的なものだけでなく、自分がそうだと思い込んでいる感覚にまで至る修正のことで、ここが治らなければマッサージでいくら緊張をほぐしたり調えてもらったとしても繰り返すだけです。
例えば猫背を治したい。反り腰を治したいといった場合は、背骨にフォームローラーや木の棒を当てることでそれら道具からのフィードバックがもらえます。
ここで大事なのは、主観的にならず客観的に自分の身体を見下ろすことです。
自宅で行うトレーニングは自重を負荷にして行うことがほとんどだと思うのですが、私自身が自分に対してトレーニングをする際も何かしらのフォードバックがもらえないとズレがズレを招くということになりかねないのです。
例えばこのような姿勢制御を身体に行わせることで姿勢は間違いなく改善されていきます。
左右1'ずつ*3セット
ここで負荷となるのは「止まること」「鼻呼吸を乱さないこと」などで、はっきり言ってつまらないものです。
ただし、ここをないがしろにして高負荷運動をすれば間違いなくその負荷に振り回される羽目に合います。
運動で汗を流してリフレッシュすることと、身体の使い方を治すということはばっさり言って学問が異なります。
なので専門家が存在するとはそういうことなのです。
最後に、この種目は「グッドモーニング」という猫背を治すねらいの種目で、テニスやゴルフの際に背中を丸めてしまい手打ちになってしまう方にトトノエで処方しているものです。
これも初めはこのように感覚の修正を行っています。
そこからこうです。
これらは自分なりの「良い姿勢」を疑うことから、言葉での「もっと胸を張って!」「お腹に力を入れてやるのよ!」と言われての手探りの修正とは異なります。
故に、私たちはさまざまな道具を活用し、また普通のご家庭にはほぼほぼないであろう「大きな鏡」が施設にはあります。
これは正しい姿勢へと修正する上で絶対に必要な環境なのです。
自分で揃えて行ってみるのはとても良いことです。
その前向きな気持ちを花開かせるためには、正しい使い道を知ることです。
是非アドバイスもらってくださいね^^